リーガ・エスパニョーラのサッカークラブ・レガネス

欧州プロサッカー4大リーグのひとつであるスペインのリーガ・エスパニョーラには、世界最強のサッカークラブとして称されることが多いレアルマドリードとバルセロナという2大クラブが属しています。そのため、リーガ・エスパニョーラのプリメーラ・ディビシオンでは常にこの2つのクラブが激しい優勝争いを演じているのです。2016-17シーズンでは勝ち点93を挙げたレアルマドリードが5シーズンぶりの優勝を果たし、バルセロナの3連覇を阻止しました。

そして、勝ち点90だったバルセロナは2位でシーズンを終えたのです。ちなみに3位だったアトレティコ・マドリードの勝ち点が78だったことを考えると、いかにこの2チームの強さが凄かったのかがわかると思います。ただ、リーガ・エスパニョーラのプリメーラ・ディビシオンではこの2チームによる優勝争い以上に激しい戦いがあるのです。それが、セグンダ・ディビシオンへの降格をかけた激しすぎる戦いなのです。プリメーラ・ディビシオンは20チームによるホームアンドアウェイ方式の総当り戦で順位を決めます。そして、下位の3チームになってしまうとセグンダ・ディビシオンへ自動降格となってしまいます。

そのため、シーズン終盤は下位に沈んでいるチームは必死で勝利を目指すのです。2016-17シーズンの結果、スポルティング・ヒホン、オサスナ、グラナダの降格が決まりましたが、17位で残留を決めたレガネスも喜んでばかりはいられません。チーム力を底上げしなければ、2017-18シーズンに昇格してくるレバンテ、ジローナ、ヘタフェなどと再び激しい降格争いに巻き込まれてしまう可能性が高くなります。